97年結成ドイツの4人組NEWSCHOOL HCバンドDESTINY。ドイツのBENIIHANA RECORDSよりNARZISS, SHOULD HAVE KNOWN, SELF CONQUESTとのスプリットをリリースする。そしてその美しすぎるエモーショナルなメロディーと残虐なまでの攻撃性を帯びたサウンドによって注目され、同レーベルより02年1STアルバム"Diving Into Eternity"をリリース。アメリカにおいてはPOISON THE WELL, 後期のMORNING AGAIN, SHAI HULUDといったその手の叙情的なNEWSCHOOL HCサウンドを音楽性としたバンドは数多くいたが、ドイツそしてヨーロッパにおいては珍しく、その当時から現在に至るまでDESTINY程完成された叙情的なNEWSCHOOL HCサウンドを音楽性としたバンドはほとんどいない。そのため1STアルバムがリリースをされる以前からドイツでは多くの反響を呼びリリース直後レーベルとしては異例のスピードで即ソールドアウトとなり03年にようやく再発される事となる。日本でも流通が悪いながら特定のオンライン、通販専門のハードコア専門店でも入荷され多くの反響を呼び、彼らに影響を受ける日本のNEWSCHOOLバンドも多く出現する。そして遂に04年、世界的な流通網を持つドイツが世界に誇るNEWSCHOOL HC/メタルコアレーベルLIFEFORCE RECORDS(BEAST FESTで来日したCALIBAN, INDEPENDENCE-Dで来日したHEAVEN SHALL BURN, ARKANGELらを輩出)に移籍し2NDアルバム"The Tracy Chapter"をリリース。より楽曲の完成度を高め、よりエモーショナルで美しく、ヘビーな部分はよりヘビーにモッシーに、さらに1STアルバムでは見られなかったメロディアスな歌唱パートも取り入れよりキャッチーな作品となっている。このアルバムののリリースパーティーではHEAVEN SHALL BURN, CALIBAN, A TRAITOR LIKE JUDAS, EMBERS, UNDER SIEGEといったドイツ屈指のNEWSCHOOL HC/メタルコアバンドらが参戦したという事もあって彼らがドイツ/ヨーロッパにおいて一目置かれている存在という事がわかるであろう。また、ボーカルのJohannesはHEAVEN SHALL BURNのボーカルの代役としてもステージに立っている。
ALCATRIZR RECORDSは05年に彼等のジャパンツアーをサポートすると共に、第一弾リリースとなる"In Devotion To Memores"をリリース。日本独自仕様であるこの作品には、"記憶への献身の中で"といったサブタイトルがつけられ、アートワークをHEAVEN SHALL BURN, FEAR MY THOUGHTS, UNDER SIEGE, SIX REASONS TO KILLを担当したGLASHAUS DESIGNのPeter Hoffmannに依頼し、DESTINYの1ST, 2NDアルバム、エンハンスド仕様でビデオクリップが収録された2枚組みCD作品となっている。
DESTINY JAPAN TOUR 2K5 ツアー日程
8月19日茨城 水海道FAITH
20日大阪 CLUB WATER
21日京都 WHOOPEES
22日神戸 BLUEPORT
23日岡山 CRAZY MAMA 2
24日福岡 KEITHFLACK
25日横浜 CLUB LIZARD
26日東京 新宿ACB
27日東京 二子玉川PINK NOISE
DISCOGRAPHY "the killing fields" 4 way split "diving into eternity" "the tracy chapter" (BENIIHANA records 2001) (BENIIHANA RECORDS 2002) (LIFEFORCE records 2004)
  
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